合唱団創設のころの思い出    金子宣治

 私が区長をしていた2007年に、保土ケ谷区は区制80周年を迎えました。それに先立つ2006年5月頃から、20万区民が一つになれる「80周年記念事業」のメニューを考えていました。その中の一つに、「心を一つにして声を合わせて歌う」合唱によって保土ケ谷の一層の発展を高らかに歌いあげようという企画がありました。歌う曲は既存の曲ではなく、作詞も作曲も、そして演奏もすべて区民の手作りで、と考えたのでした。  作詞は区内在住の方々から広く公募し、81篇の応募の中から3篇を選びました。
これらを基に、作曲を、当時フェリス女学院大学音楽学部教授(現名誉教授)の岡島雅興先生にお願いし、第2、第3、第4楽章に合唱の入った「交響詩 保土ヶ谷」が出来上がりました。演奏は「保土ケ谷コミュニティー・オーケストラ」の皆さんにお願いしましたが、歌い手は、公募に応じた約300人の区民の皆さんが集い、2007年の4月から、フェリス女学院大学音楽学部准教授(当時)の土屋広次郎先生、岡島由起子先生(岡島雅興夫人)のご指導を得て練習を重ね、同年10月6日(土)、「みなとみらい大ホール」で300名の区民大合唱が実現しました。  「80周年記念事業」も大成功の裡に終了し一息ついた頃、参加者の中から、「せっかく練習したのだからもう少し歌い続けたい」という声が高まり、区役所を中心に合唱団創設の検討がされ、2008年4月、「ほどがや区の歌合唱団」が誕生しました。この合唱団は、上記「交響詩 保土ヶ谷」とともに、その第3楽章で、保土ケ谷区により「区の歌」に制定された「わがまち、保土ヶ谷」を歌い継ぎ、あわせて普及拡大に努めることを目的としたものです。 創設以来、保土ケ谷区主催のイベントはじめ、地域や学校等のイベント、各種合唱祭などで「区の歌」はじめ幅広い曲を歌い、歌うことを楽しみつつ、地域文化の向上にささやかながら貢献しています。皆さんのご参加をお待ちしています。
 
 

 
 
元保土ヶ谷区長の金子宣治さん
現副団長 所属はテノール
 
区制80周年記念 区民大合唱
 
 
 
 
 

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このような行事に出演してきました

毎年出演する行事
   行事名                   出演月
ヨコハマ・コーラルフェスト               2月
国際シニア合唱祭『ゴールデンウェーブin横浜』      4月
花フェスタ                           5月

ほどがや区民祭り                      11月
保土ケ谷合唱祭                     11月




要請により出演した行事
 横浜FC・保土ヶ谷区民デー
 保土ヶ谷区女性団体連絡協議会
区民のつどい(保土ヶ谷区民会議)
公園愛護会
今井音楽フェスティバル
ヘルキー秋フェスタ5周年記念
橘中学音楽フェスティバル
東部連合 自治会文化祭
保土ヶ谷コミュニティオーケストラと共演